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不動産売買の手引き 虎の巻2015年10月15日不動産取引の心構え ~取引のポイント~
1 購入予定の不動産を知ろう
①重要事項説明書で確認する。
不動産業者(以下「宅建業者」といいます。)は、取引の媒介(仲介)・代理をするとき、又は自ら売主のときには、契約が成立するまでの間に、物件の内容(所有者、所在、大きさ、権利関係、物件の状況等々)や取引の条件などを記載した「重要事項説明書」を作成して説明することが義務付けられています。この重要事項説明書により購入予定物件、購入条件等の詳細な内容を知ることができます。
しかし、購入者にとって重要な購入条件・動機であっても、法律上は説明事項として明示されていない事項もありますので、購入条件や動機はあらかじめ依頼する宅建業者に明確に伝えておきましょう。そのことは、関与する宅建業者が説明すべき重要な事項になる場合が多いと考えられています。
②自分でも調査・確認をする。
周辺にゴミ焼却場・工場・カラオケ店など、どのような施設があるか、騒音は出さないか、悪臭はしないかなどの周辺環境は、自分でも容易に調べられるはずです。重要事項説明書は万能ではありません。説明を受けるだけではなく、周辺環境などはしっかり調査し確認するようにしましょう。不動産売買の手引より
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